第1回「創業昭和7年、KIOSK初めて物語」
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2007年10月2日 |
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記念すべき第1回のテーマは、駅の象徴「KIOSK」。これから駅に行くとき、「KIOSKって面白いんだな〜」って思うはずです。
毎日のように駅を利用している人も多いと思いますが、そんなとき、ついついお世話になってしまうKIOSK。当たり前のように飲み物やガムなんかを買っている小さな売店ですが、実はKIOSKって、とっても歴史があって、時代によってドンドン変化していて、でも変わらないところもあったりして、知れば知るほどおもしろい場所なんです。
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「駅の売店」が生まれた日
KIOSKの前身である駅の売店は、昭和7年に創業しました。当時は、まだKIOSKとは呼ばれておらず、財団法人 鉄道弘済会が運営する「財団法人 鉄道弘済会売店」というのが正式名称だったそう。長〜い名前ですね。(たぶん、誰もこうやって呼んでなかったでしょうけど…)
東京・目黒駅売店(昭和26年ごろ)
そして初めての売店は、上野駅と東京駅からスタートしました。
上野駅は、北国への玄関口。そして北国からの終着駅でもありました。だから高度経済成長の頃は、「金の卵」と呼ばれた若い労働者たちで、にぎわっていたんですね。
当時のある売店では…
なんと1日で、1000万円近く売り上げたところもあったそうです!
あまりにも売れすぎて、千円札の山を踏み固めて箱に入れていたお店もあったとか!!
昔は、汽車で里帰りするのも、今ほど簡単にできなかった時代ですから、金の卵たちはたくさんのお土産を買い込んで故郷に帰って行ったんですね。ひとりで20個近くのお土産を買った人もいたそうです。こうして売り上げた1000万円という金額は、大卒初任給が5万円にも満たない昭和40年代のお話ですから、とんでもない金額ですよね。それもたった2、3坪の小さなお店がはじき出す。すごい話です。
またある売店では、納入業者さんが商品を納めるために行列をつくり、お店の前には買い求めるお客さんの大行列。商品を並べるそばからドンドン売れていくというすごさで、まさに「飛ぶように売れる」状態だったとか。
ちなみに現在にも言えることですが、ふつうの小売店より何倍ものスピードで商品が売れていく駅の売店は、つねに新鮮な商品が並びます。「タバコは駅の売店で買え」という言葉があるほど。タバコの味も、違うわけですね。
「KIOSK」誕生!
ここで、やっと出てきます。「KIOSK」という売店名。
先ほどの“鉄道弘済会”が昭和47年に創立40周年を迎えた際、売店のイメージチェンジを図るために愛称を募集しました。そして翌年、選考の結果、「キヨスク(KIOSK)」の名前が生まれました!
KIOSKはトルコ語で「あずま屋」の意味があって、駅前や広場にある新聞やお花の売店などを指す国際的な言葉です。さらに「清い(キヨイ)」や「来やすい(キヤスイ)」といった思いを込めて、日本のKIOSK(キヨスク)はスタートしました。
でも知ってました? いまは、キ“ヨ”スクじゃなくて、キ“オ”スク。今年7月からJR東日本管内の店舗は、「キヨスク」から「キオスク」の呼称に変更したんです。みなさんはどっちで呼んでいましたか? これからはKIOSKの文字通りに、「キオスク」って呼んでください。
「キヨスク」、「キオスク」みなさんはどっちで呼んでました?
さて、次回は「KIOSK発のヒット商品!?」 お楽しみに!
参考資料:INAX「KIOSK【駅の世相店】 INAX BOOKLET'91-No.III」
鉄道弘済会「五十年史 鉄道弘済会」
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