|
|
|
||||||||||||||||||||||||||||
あの名作も、鉄道なしではできませんでした日本を代表する映画監督といえば?
ストーリーは子供が誘拐され、その誘拐犯と刑事との闘いを描いたサスペンスです。このなかで、身代金の受け渡し場所に、クハ181形式電車(181系電車)の原型である151系特急「こだま」が使われているんですね!
さて、物語も後半になると、刑事たちはある重要な手がかりをつかみます。 …それは“パンタグラフ”が架線に接触するときの音だったんですね。 日本文学の名作も鉄道が舞台さて、日本を代表する文豪・川端康成原作のあの作品も、鉄道なしでは語れません。 それは『雪国』です。豊田四郎監督がメガホンを取りました。原作では、冒頭の「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」の一文が有名ですよね。映画も同じくこのシーンから始まり、舞踏研究家で文筆家の島村が、雪国の温泉地で出会った芸者・駒子と葉子の二人と繰り広げる恋愛模様が描かれてゆきます。
岸恵子さんが演じる駒子と、モノクロで映し出される越後地方の雪景色が、とっても美しい映画ですが、ここにもいくつもの鉄道シーンが出てきます。見所は、上越線清水トンネルとカメラワークで再現する機関車の走行シーン。それから222形式新幹線電車(200系新幹線電車)や、線路の雪をドンドン取り除いていくラッセル車なんかも登場しますよ。
ラッセル車??? と思う方もいるかとは思いますが、舞台は豪雪地帯ですから、当時は除雪作業が大変だったんです。でも最近はラッセル車なんて見かけませんよね?どうしてかといえば… さて、「世界のクロサワ」に勝るとも劣らない名監督と言えば、小津安二郎監督がいますね。小津映画には、たくさんの 駅が登場するんですが、たとえば…『東京暮色』。
この映画は小津監督作品のなかではドラマチックな展開、陰鬱な雰囲気などから異色作と言われています。二人の娘を残して母親が愛人と家出してしまった一家の物語なのですが、最後まで悲しいストーリーです。 また、『彼岸花』も駅から物語がスタートします。
商社取締役の平山は妻と共に、長女・節子のためにお見合い結婚をさせようと考えていました。でもある日、青年・谷口が平山の前に現れて、節子と結婚させてほしいと言ってきます。平山は自分に相談なく結婚を決めた節子に腹を立て・・・という、父と娘の関係を描いた小津後期の作品のひとつです。 小津監督は本当に鉄道好きだったらしく、ほかにも名作『東京物語』をはじめ、『和製喧嘩友達』、『浮草物語』、『父ありき』、『お茶漬けの味』などなどたくさんの映画に鉄道が登場しています! ……と、こうして見てみると本当に多くの映画で、鉄道が舞台になっているのが分かりますね。映画はさまざまな人間模様を描くものですから、人がたくさん行き来して、たくさんの出会いと別れを毎日繰り返している駅や鉄道は、やっぱりはずせない舞台なんですね。さらに言えば、日常の中で、駅や鉄道自体がまるで映画のワンシーンのようだなーという場面に遭遇したことはありませんか? さて、来週は、鉄道が舞台になった映画のロケ地を追跡します! お楽しみに! ご紹介した映画を観たくなったら!駅でショッピング!
|
||||||||||||||||||||||||||
| |